Interview
be born 浅野由記子さん

7nanaは日本人に似合う最旬ネイルをネイルアーティストとのコラボレーションで実現。2022年夏のコレクションは学芸大学にあるネイルサロンbe born主宰の浅野由記子さんデザインのジェルネイルシールを展開。今回は、そんな浅野さんのネイルに対する想いと、7nanaで実現できることを語っていただきました。 


浅野 由記子(あさの ゆきこ)氏 / be born

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ネイルサロン『be born』主宰。高校卒業後、ヘアメイクアーティスト養成校で学ぶも、当時はまだ日本ではあまり注目されていなかった「nail」に、メイクを超えたアートとしての表現の可能性を見い出し、ネイルアーティストを志す。16年のキャリアと結婚、出産を経て、活躍の場を自身の主宰するbe bornへ。二児の母、30代の成熟した女性として、be bornのminimal・modeかつ自然体な世界観を提案し続けている。現在はサロンワークにとどまらず、アパレルブランドとのコラボレーション、雑誌、CM、MVなど撮影も行う。


ネイルアートは気分を変えるきっかけ

−ネイルアーティストになった理由は?

最初はヘアメイクアップアーティストになりたくて。コレクションショーのバックステージでモデルにヘアメイクをしている人たちがかっこよくて、それに憧れてヘアメイクの専門学校に行きました。そこでネイルケアとポリッシュを授業で学んだときに、ケアしただけの爪の美しさにすごく心が惹かれて。20年前はネイルサロンがまだ本当に少なくて、スクールなんてない頃だったので、ネイルに対しての見えないものへの楽しみや期待が大きくなって、こちらの道で頑張っていきたいなあって。

ロスでずっとネイルを学ばれた先生に指導していただいたこともあり、日本のネイルサロンに初めて入ったときは、一からもう一度覚え直さないといけないくらい、筆の持ち方、ニッパーの持ち方、全てが違いました。まずは自分の技術を確かなものにしたかったので、様々なサロンで働きながら、それぞれのサロンが得意とする分野を学んで、自分の技術を磨いていったんです。上京してからbe bornをオープンする前に9年勤めたサロンがあったのですが、そこで経営だったり人材教育だったり、いろいろなことを学ばせていただき独立しました。そのサロンには感謝しかありません。


−ネイルをお仕事にする上で好きなことは

これまでネイルを嫌いになったことは実は一度もなくて・・・デザインするのもずっと楽しいし、接客もすごく好き!人と話すことがとても好きなんです。ネイルサロンでは必ず毎月お客様がいらっしゃって一対一でお話をする。お金を払ってネイルチェンジをしてリフレッシュしに来てくださった方たちをネイルアートで心穏やかにして差し上げること、気持ちの切り替えを作って差し上げることにやりがいを感じています。

−サロンでお客様のネイルを提案する手順は?

時と場合によりますが、私の場合、お客様に対して「今日どんなネイルにする?」とは聞かずに、まず「どんな気分?」聞くことが多いかもしれないですね。あとはその日のお客様との会話を通してネイルを決めます。会話の中から、今挑戦する時期なんだろうな、とか、彼と別れてしまったんだ、、、とか。その方が置かれた今の状況に合わせて提案するんです。私のインスタグラムにアップした写真や、ストックしてあるファッション、アート、自然の写真をお見せしながら。コーディネートをご提案することもありますよ。
 
やっぱりそういう意味では毎月1回お客様と会ってお話をするということが、私にとってはとても大きい
です。その方の今の生活がどういうふうになっていて、それに対して、ネイルを通してどう刺激を与えるのか、そのままの穏やかな状態をキープするのか。また、お客様自身が強い存在でいたいのか、レディな雰囲気になりたいのか、ボーイッシュになりたいのか、ご自身の印象をこうしたい、という想いも大切にしています。ネイルってロングのオーバルで真っ赤に塗るのと、ショートのスクエアで同じように塗るのとでは全く印象が変わりますから、形と長さまでこだわって、お客様のイメージを形にできるように努めています。私とは全く違う世界で生きている方たちのテンションをどうやって形にしようかって考えることが楽しい!どんどん新しいものを吸収して古いものは捨てていって、更新し続けなきゃいけないと思っています。

ジェルネイルシールで実現したいこと

−今回ジェルネイルシール製作にトライした理由は?

私自身、be bornに来ていただくことのできない遠方にお住いの方たちにもbe bornのネイルを届けたいという気持ちがすごくあって、そんなときに偶然依頼を頂いたので即答でした。自分のデザインに価値を見出してくださったことが嬉しかったんです。チャレンジが好きなのも理由の1つかな。


−ネイルシール4つのそれぞれの特徴と活用の仕方は?

是非4つのセットを全て購入していただきたいです!4つを組み合わせることができるようにも作っているので。穏やかにしたいときは201「iroka」。それに加えてもう1個の202「tsutomete」のゴールドとカラーを合わせてもいいと思います。

 
201 iroka 

be bornのネイルが好きな方って自然からインスパイアされたものが好きな方と、色で遊びたい方と大きく2つに分かれるんです。自然の色味が好きな方が1本だけ色で遊べるようなネイルをしたときのチャレンジ、新しい自分の発見が、このシールで実現できるんじゃないかなって考えました。4つのセットをいろいろ組み合わせて、好きなように遊んでほしいと思います。自分のそのときの好みや、モチベーションに合わせて。


202 tsutomete

201「iroka」は、モードなファッションに身を包んだ、強く、揺るぎない心を持っている人のイメージです。真っ黒で素材が良い服にも似合うと思っています。202「tsutomete」は、多くの仲間からの刺激を受けながら、ファッションや音楽、いろいろな遊びを楽しんでいる人。そんなイメージを持っています。フットも、このシルバー×ホワイトの203「mabayushi」はモードな印象の女性像。もう1つの204「fukashi」は、例えばフェスに行くような、ハツラツとした彩りに溢れた女性をイメージしています。

 203 mabayushi

ネイルのアイディアを考えるときは、人のイメージを思い浮かべます。女性って何にでも変われてしまうので、それを楽しめた方が彩り豊かになると思うんです。普段の自分の印象やテンションを変えてあげられるもの、それがネイルだと思っています。女性にとってネイルは本当に大事!お母さんになって忙しくてサロンに行きたいのに行けない方たちにも、是非家で試してほしいな。 

204 fukashi
 

be bornの特徴を皆さんにお聞きすると、色だとおっしゃる方が多いのですが、実は指に対しての長さ、形にも非常にこだわっています。このジェルネイルシールでも、長さと形を自由に遊んでいただきたいと思っています。例えば、マニッシュに見せたいのであれば、マット仕上げにしたショートネイルのラウンド。逆に女性っぽくしたいのであれば、オーバルにして、少し長さをもたせてツヤ感を出す。こんなふうに自由に遊んでみてください!

「好き」をアップデートし続ける

−最後に、次の浅野さん、次のbe bornが目指すところは?

未来について全く予想できない、ということが楽しいのかもしれません。次は何が待ち受けているんだろうってワクワクしていられるから。考えもしなかったことに出会えることがとても楽しい。だからお客様にいつも挑戦させてしまうのかもしれません(笑)。自分の『好き』を作り続けていて、そこにやっぱり好きって言ってくださる方たちが来てくださって、今の自分の自信になっているというのは確かですね。だから私が思う『好き』をこれからも提案し続けたいです!